内藤選手のグータッチの件についてですが、ツイッターなどでもだいぶ波紋を広げており、選手本人からも謝罪コメントがあったので、正直このタイミングで取り上げるのはどうかと自分も思ったのですが、書くことをお許しください。
とは言っても、この件について是非を問いたいわけでは全くなく、ある1点に対してだけ思うことがあったので、書き記したいだけなのです。
それは、
なぜ、内藤哲也は少年とグータッチをしてしまったのか?
ということ。
グータッチをした。のではなく、してしまった。という点がポイントです。
つまり意識が飛んでしまう何かがあったのではないか?
内藤「今日はEVILのことでも、飯伏幸太のことでも、そして飯伏幸太と権利証を争うジェイ・ホワイトのことでもなく、俺自身の話。昨日の所沢大会、俺的に凄い気分良く試合ができたんでね、テンションが上ってしまったかな。退場する時、通路脇にいた少年にグータッチしちまったよ。今、コロナで大変な中、選手、そしてスタッフ、みんないろいろなことに気を使いながら大会を開催しているわけで、お客様にもいろいろな我慢をしていただきながら観戦していただいている。そんな中、選手の俺が少年にグータッチを誘ってしまった。少年に対してもちろんだし、周りにいた我慢しながら観戦してくださってるお客様に、大変申し訳ないことをしてしまったなと、反省してますよ。まあ、この件に関しては誘った俺が100%悪いんでね、言い訳するつもりはありませんよ。ただ、少年、またいつかコロナが収まった時、周りの目を気にせず、堂々と笑顔でグータッチしよう。プロメッサ、約束だぜ! というわけで、開幕3連戦が終了。次の舞台は山形。皆様、では、次は水曜日、山形ビッグウイングでお会いしましょう。アスタ・ミエルコレス! アディオス!
-新日本プロレス公式より引用-
すでに当人の謝罪コメントでもあるように、気分が上がってしまったからグータッチをしてしまったとのこと。
本当に理由はそれだけだっただろうか?
内藤選手ほどのレスラーが、観客との接触禁止のガイドラインをこの時ばかりは忘れてしまったのだろうか?
とてもそうとは思えない。
ここからは私の憶測だが、おそらく内藤選手が少年とグータッチをしてしまったのは、EVILのことがあったからではないかと思う。
10月11日愛知県大会、G1クライマックス公式戦の内藤vsEVILの試合を覚えているだろうか?
これもツイッターで話題になった出来事なのだが、内藤vsEVILのメインが始まるとき、会場内で幼い子供がギャン泣きしていて、かなり会場内はピリついた雰囲気だったらしい。
試合はEVILが内藤を下したのだが、試合後なんとEVILが退場の際にギャン泣きしていた幼児の傍に立ち寄り、声をかけたというのだ。
プロレス大好きな2歳児ですが今日はめちゃくちゃ機嫌が悪く大泣きしてしまい皆様にご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。試合後にEVIL選手が子供の所に来て声をかけてくれました。夫婦ですっかりEVIL選手のファンになりました。とりあえずEVIL選手のグッズ買います。 pic.twitter.com/LH6JfQr33e
— との@さとぴん (@tono48v) 2020年10月11日
EVILがどんな言葉を子供に投げかけたのかは定かでないが、ツイッターから察するには気遣い的な言葉であったのだろう。
これにはツイッターのプ民から、EVILの行動に称賛の言葉が飛び交った。
一方、この時の対戦相手であった内藤は、このEVILの行動についてはおそらくツイッターなどで後から知ったのではないかと推測する。
かつての仲間である。
きっとEVILのこの行動に内藤哲也も感銘を受けたのではないだろうか。
そして、EVILに刺激された内藤は、今回の少年とのグータッチへの行動に繋がってしまったのではないか、と、私は思ってしまうのだ。
きっと、所沢大会で退場するときに内藤ファンの少年が内藤選手の視界に入ったのだろう。
そして内藤選手の脳裏にはEVIL選手のあの行動が頭をよぎったに違いない。
EVILを意識するあまり、自分もグータッチを少年と交わしてしまった。
そんな気がしてならない。
ユニットの袂を分かちあった2人だが、私の目には内藤とEVILは似ている部分があるように感じるのです。
将来的には2人はまた共闘する日が来るんじゃないかと勝手に思っています。
ところで内藤選手から誠意ある謝罪コメントが出たが、このコメントは公式サイトのスマホ会員でないとすぐには閲覧することができない。
後日、スマホ会員ではなくとも閲覧できるようにはなるが、これで良いのだろうか?
この点は新日本プロレスとしても、スピードを持って公式なアナウンスをしたほうが良いと思われるがいかがなものだろう。
ブログ初投稿がいきなりセンセーショナルな内容になってしまったが、どうしても書き記しておきたかった。
今回は以上です。読んでくれてサンキューな!