ベストオブスーパージュニア27の優勝決定戦、凄かったですね!!
感想を書くのがだいぶ遅くなってしまいましたが、高橋ヒロムとエル・デスペラードの優勝決定戦について書き残しておきたいと思います。
ツイッターなどのSNSでは、試合後の余韻がずいぶんと醒めないファンの方々がたくさんいて、本当に素晴らしい試合だったなと私も思います。
想像を超える名勝負!
まず優勝決定戦が高橋ヒロムとエル・デスペラードに決まったという時点で、間違いなく凄い試合になることは誰もが思ったことと思います。
大げさではなく、プロレス史上に残る名勝負になるとまで思いました。
でも、どこまで凄い試合になるかどんなに想像をスケールアップさせても、実際の2人の試合はそれを遥かに超えていたように思います。
だからこそ、こんなにも一夜も二夜も明けても余韻が残っているのはそのためなんじゃないかと思います。
結果は高橋ヒロムが勝ちましたけど、どっちが勝っても負けても気にならないくらい、勝負を超越した2人だけの世界を見ていたように感じました。
2人の歴史を感じた!
この試合の凄いと思ったところは、高橋ヒロムとエル・デスペラードの関係性や因縁や過去のあらゆる事柄を知らなくても、この試合を見ているだけで2人の歴史を感じ取ることができるということ。
私も新日本プロレスを再び見るようになってから3年くらいで、これまで高橋ヒロムとエル・デスペラードの関係やヤングライオン時代のこともほとんど知りませんでした。
むしろ今まで2人が同期だということをつい最近まで知らなかったです。
エル・デスペラードの素顔も情報としては得てはいましたが、その経緯なども全く知りませんでしたし。
まあそもそもがエル・デスペラードが正体不明のマスクマンなので、これまでそういった情報があまりオープンにされてこなかったのもあるでしょう。
今回のベストオブスーパージュニア27でヒロムとデスペの感情が交錯し合って、それでこの2人は何か因縁があるんだなと初めて認識しました。
今まで高橋ヒロムといえば、EVILやリュウ・リー(ドラゴン・リー)との因縁が強いイメージだったので、デスペラードとも深い関係があるとは実はちょっと意外でした。
そんなヒロムとデスペが日本武道館のメインイベントでBOSJの優勝決定戦として対峙する。
これはもう2人の感情や歴史がこれでもかというくらいに伝わってきました。
2人の過去をほとんど知らないはずなのに、なんでこんなに痛いくらいに伝わってくるんだろう?まるでヒューマンドラマを見ているかのようだ。
ラスト10分!
高橋ヒロムがエル・デスペラードのマスクに手をかけて破り捨て、半裸になったマスクをデスぺ自身も自ら残りのマスク脱ぎ捨てた。
そこからの打ち合いが一番すごかったし、打ち震えた!!
いつまでそんなマスクかぶってんだよ。俺とお前との間にそんなものは必要ないぜ!
と、言ってるように見えた。
そしてそれに応えるデスペラード!
さらに2人のガチンコのプロレスの世界を魅せてくれた!
たしかに攻防が凄かったり、技の応酬が凄かったりと、ベストバウトな試合はいくらでもある。
でも今回のこの優勝決定戦は、唯一無二なベストバウトと言っていいと思う。
見た人の記憶に一生残る試合になったのではないだろうか?
少なくとも私は忘れることはない試合だと思う。
凄い試合になると分かっているのに、その想像をはるかに超えて凄いことになる試合ってなかなかないぞ!
周りの反応
このBOSJ優勝決定戦は、他の選手からも様々な反応がありましたね。
それだけこの試合が凄かったことを物語っています。
負けたって何の差もねぇよ
こんなん見せられてな
ずっと一緒にやってきた仲間として
弟として誇りに思うよそれにしても
あんな顔だったのか…— タイチ (@taichi0319) December 11, 2020
素晴らしい決勝戦👏
ヒロムとデスぺ
武道館のスーパージュニア決勝戦
色々な点が線になり繋がっていた試合私が97年のサムライさんと金本さんの決勝戦を見て新日ジュニアを目指したように、この決勝戦を見て新日ジュニアを目指す若者がどこかで生まれたことだろう
未来に繋がる名勝負👏
— 田口隆祐(TAMA-KYU公式PR大使) (@taguchiryusuke) December 11, 2020
余は己の信念を突き通すだけ
じゃが…今宵のメインで霞を感じてしまった
負けぬ
志で絶対に負けてなるものか https://t.co/vtFYSI4uuJ— グレート-O-カーン👑 東京ドーム 1/4 (@Great_O_Khan) December 11, 2020
昨日のメインの余韻がまだ消えないっていう。すごいな。
— 棚橋 弘至 (@tanahashi1_100) December 12, 2020
こういう試合ができる相手がいることが素直にうらやましいですよね。
そしてエル・デスペラードのバックステージコメントが、また素晴らしいのです。
デスペラード「(ヤングライオンに肩を借りながらコメントブースにやって来て、倒れ込みながら)チクショウ……。(立ち上がって)俺の同期、最強だろう?でもな、リング上にはな、高橋ヒロムとエル・デスペラードしかいなかったよ、今日は」
これ以上のコメントがあるだろうか?
素敵なエンディングです。
もちろん2人の戦いはまだ始まったばかり。
これからも目が離せませんね!