いよいよ新日本プロレスの最大シリーズ「G1クライマックス31」が開幕されます!
今回は開幕直前ということで、AブロックとBブロックからの決勝進出者の予想と、そして優勝者の予想をしてみたいと思います。
IWGP王者は優勝できないというジンクス
まずはAブロックですが、やはり注目は鷹木選手、内藤選手、飯伏選手の昭和57年組ですね。おそらくこの3強から決勝進出者が出るのはほぼ間違いないかと思っています。
もはや飛ぶ鳥落とす勢いの現IWGP世界ヘビー級王者の鷹木選手の快進撃は止まりませんが、やはりこのG1は王者として狙われる立場であるため、そう簡単には決勝には進めないような気がします。昔からIWGPヘビー級王者はG1で優勝できないというジンクスもあります。
なぜならG1公式戦でIWGP王者に勝つことができれば、次期シリーズでベルトに挑戦できるきっかけを掴むことができるからです。なので仮にG1に優勝はできなくともIWGP王者にだけはなにがなんでも勝とうという狙いになってきます。そういう理由からIWGPヘビー級チャンピオンがG1では優勝できにくいのだと思います。
もしこれでも鷹木選手がAブロックを突破し、G1優勝を手にすることがあったら、それは本当にもの凄いことですよね!今年のプロレス大賞は間違いないでしょう!(すでに今年のプロレス大賞は彼で確定のような気もしますが)
ちなみに過去、IWGPヘビー級チャンピオンがG1を優勝できたのは武藤敬司選手と佐々木健介選手の2人だけです。果たして鷹木信悟選手が3人目の男となるのでしょうか?
前人未到の4年連続決勝進出とG1優勝3連覇が懸かる男
そして偉大な記録が懸かる男がいる。飯伏幸太選手だ。今年はG1優勝3連覇が懸かり、決勝進出するだけでも4年連続となる。
唯一不安があるとすれば、誤嚥性肺炎からのコンディションと体力だが、メッツライフドームの復帰の状況から見れば完全に戻してきていると言えるだろう。
やはりここはG1を3連覇して、再びIWGP世界ヘビー級王者へ返り咲く道を築きたいところだ。
今こそ逆転の内藤哲也を
Aブロックから決勝に進むのは内藤哲也選手だと予想します。
今年は1.4で二冠王から陥落してからこれまであまり良い成績が出ない内藤選手だけに、やはりここから本当の逆転の内藤哲也を見せてもらいたいからだ。
むしろこのG1で結果が出せないようであれば、おそらく年内に逆転のチャンスはめぐってこないのではないだろうか?やはり新日本プロレスが盛り上がるためにも内藤選手が決勝に上がらないとだめなような気がするのです。
去年は二冠王としてG1を戦い、最後の最後でKENTA選手に逆転負けをして決勝進出を逃してしまった内藤選手。今年はもう失うものはないのだから、ガンガン来てほしいものである。
ちなみに注目である公式戦のVS鷹木戦では、たぶん負けつつも最後は逆転で決勝に上がるのではないかと勝手に予想してます。
そして新日本での対鷹木戦の戦績が1勝1敗となり、G1を優勝していざ来年1.4レッスルキングダムで鷹木選手が持つIWGP世界ヘビー級王座戦に挑戦するというのがキレイすぎるストーリーだと思いますが、いやはやどうなるであろうか?
オカダかSANADAか
さあBブロックだ!Bブロックからの決勝候補はやはりオカダ選手、SANADA選手、そしてUSヘビー王者の棚橋選手といったところだろうか。個人的にはタイチ選手も推したいし、後藤選手にも奮起してもらいたい。
そんな中でやはり順当に考えるとオカダ選手とSANADA選手が決勝候補の筆頭ではないかと考えます。
オカダ・カズチカ選手に関しては低迷期が続いているので、やはりこのG1で完全復活を証明したいところだ。ここのところ対戦相手の格上げに一役買ってしまっている状況なだけに、やはりこれ以上踏み台にされるようなことがあってはならないだろう。やはり開幕の棚橋戦をものにできるかどうかが一番懸かっているだろう。棚橋選手に勝てればオカダ選手が決勝に進む可能性はかなり高いのではないだろうか?
そしてオカダ選手の同年代ライバルのSANADA選手。もうとにかくシングルのタイトルが欲しい。おそらくその気になればこれまでもNEVERやUSヘビー、統一前のインターコンチなどのシングル王座を手にするチャンスはあったのだろうけど、本人がとにかくシングルのベルトはIWGPヘビーにこだわり続けているため、これまで一度もシングルのベルトを手にすることができていないままだ。そろそろSANADAがIWGPヘビーのベルトを腰に巻く姿を見てみたい。だってあのEVILが二冠のベルトを巻いたのだし、盟友の鷹木選手だって現王者だ。次はSANADAに巻いてほしい。これマジ。
そんなわけで個人的な願望も含めつつ、Bブロックの決勝進出はSANADA選手と予想しよう!
それにしても今年のG1クライマックスの公式最終戦のカードはSANADA VS EVILなんだよね。これって去年も同じだったよね。去年はSANADA選手がEVIL選手からオコーナーブリッジで破り、逆転の決勝進出を果たしたのでした。今年はどんな結末が待っているのだろうか?
優勝者はこの男!
というわけで決勝の予想は、内藤哲也選手 VS SANADA選手という予想になりました。ロスインゴ対決!これはきっと盛り上がるよね~!
どっちが勝っても1.4レッスルキングダムで鷹木選手と闘うと考えるとテンション上がりますね!特に鷹木 VS SANADAは初対決になりますし!
優勝予想は非常~に難しいのですが、ズバリ!理想は内藤選手!希望はSANADA選手としときましょうか!(ズルイ)
決勝の解説席にはもちろん鷹木選手に入ってもらって。なんならヒロム選手とBUSHI選手も呼んでいいと思います。
まだまだコロナ規制もある中ですが、緊急事態宣言も明けてワクチン接種も進んでいたら、最後の決勝戦ではマスク着用の上で声援OKの緩和が実現すると嬉しいですけどね。でもまあそこは慎重に判断してもらいたいです。
それと今年のG1、ちょっぴり物足りなさを感じると思ったら、やっぱり外国人選手ですね。優勝候補筆頭のオスプレイ選手やジェイ・ホワイト選手がいないのが少しさびしいです。STRONGの方で頑張ってもらいたいですが、また日本にも来てほしいですね。
では、秋のG1クライマックス!男たちのタイマンを思う存分、楽しみましょう!